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第15章 始まりは夜這いから

「…ﾊｧﾊｧ」


唇がやっと離れて私は息をついた。


そんなのも束の間。


また唇が重なって、白河君は私の手を掴んで私の上に跨るとキスが深くなっていく…


ウソぉ！？ちょっと予定とだいぶ違…


予定では、先生が言った後白河君にどうして来たのか聞かれて告白をするという流れだったんだけど…まさかこんな事になるなんて。


でも…白河君のキス……気持ち良いかも……。


私は白河君のキスにとろけそうになっていた。


キスをしながら白河君の手が私のパジャマの中に入って来た。


ああぁ！する前に告白しなくちゃ！


私は、掴まれていない方の手で白河君にギュッと抱き着いて白河君の耳元で白河君にしか聞こえない様に言った。


「ずっと…出会った時から好きでした…///ンッ」


白河君はキスで応えてくれた。

きっと今はいくら寝てるとはいえ周りに他の男子がいるから声を出せないんだ…。

後で白河君にも好きって言ってもらおう。

もう告白もしたし…こんな状況だし……白河君に抱かれたい。