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学園物えっち短編集
第16章 カッコ良い人
中学2年生の時。
中学の入学式の時に一目惚れした慶司(ケイジ)と一年以上片想いをして付き合う事になった。
慶司はカッコ良くて、馬鹿な事ばっかりしている男子達と違って真面目で何でも出来て王子様みたいな人だった。
もちろん女の子からの人気も高かったけど、二年生の時に隣りの席になったのをキッカケにして頑張っていっぱい話し掛けたりして…思い切って告白したらなんと付き合う事が出来た。
付き合ってみると、付き合う前までは何でも出来る王子様だと思っていたけど普通に失敗もするし、抜けてる所もあって勉強とかもすごく頑張ってたりして、そういう所も含めて付き合う前よりも付き合ってからの方が慶司の事が好きだったと思う。
そんな慶司は初めての彼氏で、手を繋ぐのもキスも全部慶司が初めてだった。
そして…エッチも慶司が初めて…。
すごく痛かったけど、慶司の事がすごく好きだったから嬉しかった。
しかし…
原因は未だによくわからないけど、初めてエッチをした次の日に振られてしまった…。
初めて手を繋いだ時も、キスをした後も別れたいみたいな事を言われた事がなかったから…私の身体の何処かが変だったんだと慶司との別れをキッカケにコンプレックスが生まれた。