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学園物えっち短編集
第2章 私たちの関係
「…という事で君達からもらった物は役にたったっつー話だ」
俺は迫田と笹井に当たり障りのないように初体験の話をした。
「それはよかったけど…虫の話はヤバいだろ」
「バレたらどうなるだろうな?」
「そうバレたりしねぇだろ…誰かに話したりしなけりゃな。バレても笑い話になるくらいになってからだな」
「……あ!瑠美!もしかしたら…」
迫田は思い出したようにそう言って青ざめた。
「瑠美って?」
「最近付き合い始めた迫田の彼女だよ。類は友を呼ぶとか言ってくるみちゃん使って近付いて物にした4組のくるみちゃんの友達の可愛い子」
「俺の知らないところでお前!でも、そんな事細かに聞かねぇだろ」
「いや!あいつなら聞く!お前女子トーク舐めすぎだぞ!」
そんな事を部室で話しているとドアが開いた。
「………玄馬君」
「おーくるみ♪俺が恋しくなって会いにきたか!」
「……この前の虫の事ウソなんでしょぉ?」
「うぇ!?そ…それは」
「玄馬君のばかぁ…あんなに恥ずかしかったのに…もう知らない!」
そう言ってくるみは走って行ってしまった。
「虫が入った事を口実にあんな事やこんな事って何したんだか…」
「俺等の天使を汚した天罰だ、さっさと謝ってこい」
その後何日間謝り続けてお預けを喰らったかは言えません…。
*END*