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学園物えっち短編集
第18章 SEME
月日は流れて、私は高校2年生になっていた。
女子高に行けば良かったものの、1度逃げて女の子だけの空間に入ってしまうと、あの件が原因で男性のいる空間に戻れなくなってしまったら将来働く事も出来なくなりそうなので男性と関わらなくてもこの空間からは逃げたくなかった。
「机移動したらすぐ席着けー」
今日は席替え。
黒板で席を確認すると窓際の一番後ろというすごく良い席だった。前の席は女の子だけど、ほとんど話した事のない子だったのでちょっと残念だった。
席を移動すると前の席の子はその前の席の子と仲が良いみたいで、前後になれてはしゃいでいた。
ガタンッ
「隣り佐竹(サタケ)さんなんだぁ、よろしく」
突然すごく優しいトーンの声が私に話し掛けて来た。
声の方を見ると、話し掛けて来たのは隣りの席になった男子だった。
色が白くて、すごく綺麗な肌で優しそうな笑顔がすごく特徴的だった。