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学園物えっち短編集
第19章 君の蜜の味





「あンッ……ハァハァ…先生ッ…もっとぉ…」

「あんまり声出すなって…もう暗くなるから今日はおしまいだぞ」

「ん~…もう1回したいー」

「また明日な?」


先生はそう言って私のおデコにチュッとキスをした。


化学教師の東(アズマ)先生と私は付き合っている。


私は高校に入学して初めて先生を見た時から好きになって、大人の先生を落とすのに一生懸命大人っぽく振る舞ってやーっと付き合う事が出来た。

でも、私達の関係は表に出せるものではないから放課後に内緒でエッチをするだけでも大変な事だった。

少ししか一緒に過ごせないけど、この少しの時間も私にとっては幸せな時間だった。


「先生、今度お休みの日先生のお家行ってもいい?」

「駄目だ。果歩(カホ)。俺達の事がバレたら俺は学校にいられなくなるし、果歩も学校に居にくくなる。そしたら今までみたいにこうして会う事も出来なくなるんだぞ?卒業まで我慢しなさい」

「んー…見つからないように行くのに…」

「高校卒業したら堂々と付き合えるだろ?大学卒業したら結婚するんだし…イイ子だから我慢出来るね?」

「…うん」


そう言うと先生は頭をポンポンと撫でてくれた。

同世代の男の子にはない包容力とか…大人の魅力とか…もう先生はどれを取っても私にとっては最高だった。

先生が彼氏で幸せだなぁ!
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