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学園物えっち短編集
第19章 君の蜜の味



家に着くと、将太のお家もお母さんもパートに行ってるみたいで誰もいなかった。

そして、将太のお部屋に行くと思ったよりも片付いている。


「将太のお部屋片付いてるね!」

「あぁ………適当に座れよ」

「うんっ」


私はクッションの置いてあるところに腰を掛けた。

すると、将太はそわそわしながらウロウロしていた。


「…座らないの?」

「す、座る…」


そう言って私の隣りに座った。


「どうしたの?おトイレ行きたいの?」

「違げぇよ…ハァ…果歩は経験あるかもしんねぇけど……俺、経験ないから…緊張してんの」

「ん?あ!……あ、あの…するつもりだった?」

「二人っきりだぞ…そういう事考えんだろ」


将太とキスはしたけど、ずっと仲良しだったからそういうの事全然忘れてた…。

それで私の了承取ってたんだ…いつもは強引に決めるのにちゃんと気遣ってくれてるんだなぁ。


「うん…いいよー」

「お、おう……ベッドの方が良くね?」

「そうだね…」


将太の緊張が伝わって私もすごく緊張する…。


私達は将太のベッドの上に座った。
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