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学園物えっち短編集
第19章 君の蜜の味



将太と学校を出て、手を繋いで歩いた。


「……なぁ?」

「ん?」

「この後って普通放課後のデートって何処行くんだ?」

「えー?駅前の方とか行ってカラオケ行ったり、ファーストフードのお店入ったり映画とかお買い物とか?」

「そうか…あのさ…多分それ毎回やってたら俺の金なくなる…俺も一応土日の夕方バイトしてるけどさ。彼女いる奴らみんなそんな財力あんの?」

「あ、そっか…私も2人しか付き合った事ないから…中学の時は部活休みの日お互いの家とかで過ごしてたよ?2人とも昼間両親いなかったし」

「そうか…じゃあ、果歩が行きたい所なかったらうち来るか?」

「あ、将太のお家行きたい!将太のお部屋見てみたいなぁ」

「んじゃ、うちな」

「今日は珍しく勝手に決定じゃなかったね!」

「うっせ…勝手に出来ねぇだろ…」


私達は将太の家に行くことになった。

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