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学園物えっち短編集
第19章 君の蜜の味
「何か落ちちゃった…ん?」
拾い上げると、いつ撮ったか忘れちゃったけど中学の時の部活の時の写真で、私がポラロイドカメラでふざけて色んな部員達と撮った写真の1枚で不意打ちに撮ったから将太はビックリした顔をしているけど珍しく2人で写ってる写真だった。
「あ!懐かしい!2人だけで撮った写真あったんだね!…って!何で過去問集の中にこの写真入ってるの?」
すると、将太は顔を真っ赤にさせながら私が拾った写真を取り上げた。
「馬鹿!聞くな!中学の時から好きだったって言ってんだろ…」
「もしかして私と同じ高校入りたくて一生懸命勉強したの?」
「…担任には無理だって言われてたけどな。この写真見ながら必死で勉強したら受かった」
「将太ぁ…もぉ!中学の時に言ってくれれば良かったのに!」
私は一途な将太の気持ちが嬉しくて将太に抱き着いた。
「果歩が鈍感過ぎなのが悪い」
「って事は!将太が一途で頑張ってくれたから私、今幸せなんだね!将太ぁ、ありがとう!」
将太と付き合ってから、将太のことがどんどん好きになっていく。
このままだときっと私の気持ちが将太が私の事を好きな気持ちを超える日はもうすぐだ。
*END*