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学園物えっち短編集
第19章 君の蜜の味
エッチが終わると、将太が抱き寄せてくれて余韻に浸った。
「はぁ……今度はもっとスムーズに出来るように勉強しておきます…」
「そんな事しなくても大丈夫だよぉ?将太上手だったよ?」
「んなわけねぇじゃん…やっぱ東の後じゃ満足されらんないのわかってるし」
私は拗ねた表情をしている将太に私からキスをした。
「もぉ!気にし過ぎ!…先生とのエッチの時より気持ち良かったもん…私、本当の事しか言ってないから!」
そう言うと、将太はちょっと嬉しそうな顔をして抱き締めてくれた。
「…俺もすげぇ果歩とのセックス気持ち良かった」
いつも生意気な事言うくせに、たまぁに年下感出して甘えてくるのが、すごく可愛くて…ツボだった。
私の中にこんなツボがあるなんて知らなかったなぁ。
将太に抱きしめられていると、ベッドのすぐ脇にある本棚が目に入った。
うちの高校の過去問集があるのが見える。
「あ、うちの高校の過去問じゃん!私も受験の前めっちゃやったぁ!」
私は将太の腕から抜け出して、本棚からそれを取った。
「…ハッ!ちょっと待て!それ取るな!」
「え?どうして?」
パラッ…
その過去問集に何か挟んであったみたいでそれが落ちた。