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学園物えっち短編集
第6章 後輩君
私は中学の時から男子バスケ部のマネージャーをしていた。
高校になってからも中学の時に一番お世話になった彰(アキラ)先輩のいるバスケ部にマネージャーとして入部した。
なかなかマネージャー希望がいなくて大変だけど2年目に入ってやっと一人でも慣れてきていた。
今年は一年生が多くて雑用を手伝ってもらえて去年よりは楽かもしれない。
でも、一年生も基礎練習とか頑張ってもらいたい…
そう思って私は一人で昼休みに体育倉庫でボール磨きをしていた。
ガラッ
「アー!おい!桃(モモ)!何で一人でボール磨いてんの!?」
「ひゃっ…びっくりしたぁ」
体育倉庫に入ってきて大声をあげたのは新入部員の朔也(サクヤ)君だった。
「教室行ったらいないからすごい探したんだけど!」
「ごめんね…少しでもいっぱい練習出来るように仕事減らしたくて」
「一年のうちは雑用も練習のうちなんだからいいんだよ!全く…こんな人気のないところで一人でいたら危ないだろ」
「えー?危なくないよ?朔君心配し過ぎだよぉ」
朔君は私の隣りに座ってボール磨きを手伝ってくれる。