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龍ちゃんの豹変
第10章 龍ちゃんの豹変
龍ちゃんの舌によって徐々に穴が広がっていく。
抜き挿しされることで中が擦れて気持ちいい。
だけど中から溢れだす愛液を時折じゅるるっと吸われるのだけは、恥ずかしすぎて嫌だと言ってしまいそうになった。

「はぁ~俺、理性飛んじゃうかも」

「……うぅん…っ……あ…っ……あ……」

「だから次はないよ、って言ったんだけどな」

まだ迷ってるの……?
こんなに嫌だって言うの我慢してるのに。
それでも私のこと信用できない?

羞恥と快楽と戦いながら後ろを振り返る。
龍ちゃんに大丈夫だって伝えたくて。
最後までしてって伝えたくて。

龍ちゃんは私の顔を見て苦笑いした後、男の顔になった。
以前なら怖いと思ったその表情を見て、ずくん、と下腹部が疼く。

「言っとくけど俺、夏帆が思ってるより相当エロいことするよ?ホントに大丈夫?」

「ん…っ……大丈夫…っ…」

「……じゃあ嫌われてもいいように俺のしたいこと全部やっとくかな」

最後の言葉は小さくて私には届かなかった。
スイッチが入るように龍ちゃんが豹変する。


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