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第10章 龍ちゃんの豹変

「あ…っ、あっ……りゅうちゃ…ぁん……きちゃうよ……ぉっ……」

「ん……中もだいぶ広がってきたもんな」

同時に二ヶ所を責められるともうダメだった。
指でされた時もそうだけど、すぐに快感の波に飲み込まれる。

「あああ…っ、龍ちゃん…っ、も……イッちゃう…ぅっ…！」

大きく跳ねる体。
ひくひくとうねる私の中。
奥から大量の愛液が流れ出るのが分かる。

「夏帆の中が気持ちよすぎて俺までイッちゃいそうだった」

龍ちゃんが笑いながら、私の額に張り付いた髪を優しくかきあげてくれた。

何度も何度もイカされて、ホントはほのぼの家庭を作りたかったのに、もう戻れない。
だってこんなの気持ちよすぎるもん。
桃花が言ってたこと、今なら分かる。

「……夏帆、もう動いていい？」

龍ちゃんが腰をぐりっと上に押し上げた。
反射的にびくん、としなる背中を龍ちゃんが持ち上げる。
座ったまま向かい合う形で繋がって、龍ちゃんが深く刺さった。