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第10章 龍ちゃんの豹変

「りゅ……ちゃん、終わりじゃないの…？」

「ん？何で？俺、最低三回はできるよ？」

……え、え、え!?
これって何回もするもんなの!?
マンガとかじゃ繋がってはい終わり、じゃなかったっけ？
や、ちょ、ちょっと待って、龍ちゃん！私、聞いてないよ～～！

「あ……あ…っ……あっ…」

龍ちゃんの腰が前に進む。
さっきみたいな痛みは微かにしか感じない。
龍ちゃんはゆっくりと抜き挿しを繰り返しながら突起に指をあてがった。

円を描くように突起が撫でられる。
痺れるような快感に、中の痛みが和らいでいくのがわかる。

「これだったら夏帆もイケるだろ？」

「…や……あっ……んっ、ああ……っ…」

突起の快感が強すぎて言葉が出てこない。
奥から溢れだす愛液で、繋がっている場所からくちゅくちゅと音が漏れ出した。

……やだ……イッちゃいそう…

痛みが嘘のように快感で塗り替えられる。
龍ちゃんと私の中が擦れてる部分からも新たな快感が生まれはじめていた。

「は……ぁっ……夏帆の中うねうねして気持ちよすぎ……っ」

龍ちゃんが苦しそうに顔を歪めている。
そんな顔を見て下腹部を熱くさせた私は変態なのかもしれない。