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龍ちゃんの豹変
第1章 へたれな龍ちゃんが変わる時
「分かったよ。夏帆の好きにすればいいだろ?」
諦めたように龍ちゃんがため息をついた。
何だかんだでやっぱり龍ちゃんは私に甘い。
そこは変わらなくて私はちょっとだけ嬉しかった。
「けど!俺は俺で好きにするから!絶対に今の俺のが好きって言わせてみせるから覚悟しとけよ?」
龍ちゃんがにやりと笑う。
今までに見たことのない笑顔は眩しくて、不覚にもドキッとした。
「わ、わ、わ、私だって龍ちゃん離れ頑張るもん……絶対へたれな龍ちゃんみたいな人見つけるんだから…」
「ぶはっ、夏帆、顔赤いよ?」
「だ、だって龍ちゃんがっ……んっ…」
不意に重なった唇。
驚いて何にも身動きできない私をいいことに龍ちゃんの舌が私の唇をなぞる。
背筋がぞくっとして唇が少し開くと、ぬるりとしたものが咥内に入った。
「ん……っ、んっ…」
やだ……何、これ……
キスって唇と唇が合わさるだけじゃないの…?
龍ちゃんの舌……やらしい…っ……
頭の中はキャパオーバーでパニック状態だった。
濡れた唇が離れても私はぼーっとしたままだ。
「こういう覚悟もしとけよ?もう夏帆も18なんだし」
ごちそうさま。
そう言って笑って龍ちゃんは自分の家に帰っていった。
あんなエロいチューするなんて、あんな気持ちいいチューするなんて……やっぱりダメだ!
ほのぼの家庭に似つかわしくない!
絶対に、絶対に龍ちゃん離れしてやるんだからー!
諦めたように龍ちゃんがため息をついた。
何だかんだでやっぱり龍ちゃんは私に甘い。
そこは変わらなくて私はちょっとだけ嬉しかった。
「けど!俺は俺で好きにするから!絶対に今の俺のが好きって言わせてみせるから覚悟しとけよ?」
龍ちゃんがにやりと笑う。
今までに見たことのない笑顔は眩しくて、不覚にもドキッとした。
「わ、わ、わ、私だって龍ちゃん離れ頑張るもん……絶対へたれな龍ちゃんみたいな人見つけるんだから…」
「ぶはっ、夏帆、顔赤いよ?」
「だ、だって龍ちゃんがっ……んっ…」
不意に重なった唇。
驚いて何にも身動きできない私をいいことに龍ちゃんの舌が私の唇をなぞる。
背筋がぞくっとして唇が少し開くと、ぬるりとしたものが咥内に入った。
「ん……っ、んっ…」
やだ……何、これ……
キスって唇と唇が合わさるだけじゃないの…?
龍ちゃんの舌……やらしい…っ……
頭の中はキャパオーバーでパニック状態だった。
濡れた唇が離れても私はぼーっとしたままだ。
「こういう覚悟もしとけよ?もう夏帆も18なんだし」
ごちそうさま。
そう言って笑って龍ちゃんは自分の家に帰っていった。
あんなエロいチューするなんて、あんな気持ちいいチューするなんて……やっぱりダメだ!
ほのぼの家庭に似つかわしくない!
絶対に、絶対に龍ちゃん離れしてやるんだからー!