この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
龍ちゃんの豹変
第3章 キッチンは戦場
「夏帆ちゃん!お米に洗剤入れちゃだめぇ!」

「夏帆ちゃん!出し汁捨ててどうするのぉ!」

「夏帆ちゃん!お湯に味噌入れても味噌汁にはならないからぁ!」

……まずい。ものすごーくまずい。
味噌汁の味がまずいとかじゃなくて、この状況がものすごくまずい!

「だから夏帆にはさせたくなかったのよねえ」

ママの一声で更に撃沈。
ママは龍ちゃんから頼まれたから私にお手伝いさせたくなかったのかと思ってたけどそうじゃなかったんだ。
ママはこうなることを予想してさせたくなかったんだね……

「夏帆ちゃん家庭科とかどうしてたのぉ?」

「え、基本洗い物係」

「…にしたってこれはひどいけどぉ」

惨憺たる状態に桃花がぽつりと呟いた。

家事って……料理ってこんなに難しかったの!?
それとも私が不器用なだけ?

「ん~夏帆ちゃんの場合はどっちもかなぁ?今日はぁ、おにぎりとお味噌汁だけにしようねぇ」

「……はい。よろしくお願いします」

桃花に指南されながらご飯をとぎ、スイッチを入れた。
ちなみにここまでくるのに1時間。
あれ、桃花がぐったりしてる。

/136ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ