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龍ちゃんの豹変
第6章 桃花の恋愛事情
自分も恋愛経験皆無だけれど、龍ちゃんへの好きと他の人への好きが違うものだってくらいは分かる。
キスだっておっぱい触るのだって龍ちゃんだからしたいし、してもらいたいって思うもん。
……まだ怖いけど。
「それにさぁ。真田くん、今エッチについていろいろ勉強してるみたいでぇ。桃花はその調査対象みたいな感じだと思うんだぁ。」
桃花が長い睫毛をふせる。
「興味がなくなったらぁ、離れてっちゃうんだよぉ」
……え、そお?
ただの調査対象だったら桃花に「僕としかしないって約束できるかい?」とか言わないでしょ。
でもそれ言ったら覗いてたのも、後をついていったのもバレるし……
うう……どうやったら上手く伝えられるのか分かんない。
テーブルの上の携帯がブルブル震えた。
瞬間ガバッと起きる桃花。
多分真田くんからなんだろう。
嬉しそうに笑っている。
これで好きじゃないなら何なんだって話だよ。
桃花ー!気付いてー!
「夏帆ちゃんに聞いてもらえてちょっとすっきりしたぁ。とりあえずぅ、いっぱい真田くんとしてみるぅ。ありがとぉ」
呼び出しのコールだったのか桃花は手持ちの鏡で髪を直し、メイクを確認する。
ファミレスを二人で出ると、そこには真田くんが待っていて驚いた。
もう恋人のくくりでいいんじゃない?
そんなふうに苦笑いしながら私は二人を見送った。
ちょっと心が温かくなりながら家路を歩いていると、家の前に龍ちゃんがいた。
キスだっておっぱい触るのだって龍ちゃんだからしたいし、してもらいたいって思うもん。
……まだ怖いけど。
「それにさぁ。真田くん、今エッチについていろいろ勉強してるみたいでぇ。桃花はその調査対象みたいな感じだと思うんだぁ。」
桃花が長い睫毛をふせる。
「興味がなくなったらぁ、離れてっちゃうんだよぉ」
……え、そお?
ただの調査対象だったら桃花に「僕としかしないって約束できるかい?」とか言わないでしょ。
でもそれ言ったら覗いてたのも、後をついていったのもバレるし……
うう……どうやったら上手く伝えられるのか分かんない。
テーブルの上の携帯がブルブル震えた。
瞬間ガバッと起きる桃花。
多分真田くんからなんだろう。
嬉しそうに笑っている。
これで好きじゃないなら何なんだって話だよ。
桃花ー!気付いてー!
「夏帆ちゃんに聞いてもらえてちょっとすっきりしたぁ。とりあえずぅ、いっぱい真田くんとしてみるぅ。ありがとぉ」
呼び出しのコールだったのか桃花は手持ちの鏡で髪を直し、メイクを確認する。
ファミレスを二人で出ると、そこには真田くんが待っていて驚いた。
もう恋人のくくりでいいんじゃない?
そんなふうに苦笑いしながら私は二人を見送った。
ちょっと心が温かくなりながら家路を歩いていると、家の前に龍ちゃんがいた。