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龍ちゃんの豹変
第7章 龍ちゃんのエッチな講義
「……か、夏帆…?」

「ごめ……龍ちゃん……やっぱりダメ……」

「どうした?何かあったのか?」

龍ちゃんは優しい。
ホントは龍ちゃんとエッチできたら一番いい。
だけど……やっぱり私には無理だと思う。
龍ちゃんとじゃなくてもきっとできない。

「やっぱり私……へたれな龍ちゃんみたいな人探す……」

俯いていたから龍ちゃんの表情は分からなかった。
だけど言葉を失くしたように龍ちゃんの声はすぐは聞こえない。

「それは……他の男に抱かれたいってこと?」

「違っ、そうじゃな…」

「違わないだろ?へたれな龍ちゃん、じゃなくて龍ちゃんみたいな人を選ぶんだから」

違う……違うよぉ……エッチしなくてもいいって言う人を見つけるんだもん……

「夏帆は男を分かってなさすぎるよ。まあこんなふうになったのは俺のせいでもあるんだけどさ」

龍ちゃんが私に覆い被さってきた。
強い力をかけられたわけでもないのに不意打ちだったからか床に押し倒される。

「りゅ、ちゃ……」

「悪いけど、夏帆を誰かにやるつもりはないよ。他の男のとこに行くっていうんなら無理やり奪う」

待って!そういう意味で言ったんじゃない……!

そう口にしようとしたけどすぐに唇を塞がれてそれはかなわなかった。
喋る隙間を与えることなく龍ちゃんは私の咥内を責め立てる。
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