この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
龍ちゃんの豹変
第8章 桃花の無駄な不安
昼休み、前に覗いてた倉庫代わりの教室の掃除用具入れに私は何故か入っていた。

「ごめんねぇ、真田くんにここを使ってるの内緒にしてって言われてるからぁ……」

いや、それは分かるんだけどさ……
ここで覗くのはヤバくない?
もしかしたら二人が始めちゃう可能性もあるってことだよね?

「大丈夫だよぉ?桃花、夏帆ちゃんにだったら見られても平気ぃ」

私が平気じゃないの!

本当はすぐにその場を離れるつもりだったけど、真田くんの足音が聞こえて結局そこに入るはめになった。
狭いし、何だか埃っぽい。

「どうしたの?今日はしないのかい?」

いつもはどんなふうに始めてるか分からないけど、真田くんの前にただ立ちつくすだけの桃花を見て、真田くんが首を傾げた。

桃花はゆっくりと顔を上げて……また俯く。

「何か……あった?」

頭一個分くらい小さい桃花の顔の位置に真田くんが腰を屈めて顔を寄せた。

「あ……あのねぇ」

「もしかして……僕じゃ足りなくなった?」

「えぇ?何の話ぃ?」

「ダメだよ?もう僕としかしないって約束したよね?」

「さ……真田くん…?」

「足りないならいっぱいしてあげるよ。望月さんが壊れるまで」


/136ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ