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龍ちゃんの豹変
第8章 桃花の無駄な不安
何だか雲行きが怪しい。
っていうか妖しい。
いや、ホントに始めそうな勢いなんだけど!

「真田くん……待ってぇ…」

「待たないし、聞きたくない。望月さん言ったよね?もう僕としかできないって。あれは嘘だったのかい?」

桃花のスカートが捲られ、パンツが下ろされた。
桃花を後ろ向きにすると真田くんが制服のズボンとトランクスを脱ぎ捨て桃花のお尻に擦りつける。

「違うのぉ……違うんだよぉ……あ……っ、あっ……」

「聞きたくないって言っただろう?やっと望月さんを手に入れたんだ。もう絶対離さない」

桃花の中にゆっくりと真田くんが入っていった。
桃花はとろんとした目でそれを受け入れている。

桃花の気持ちはもう真田くんにバレてるんだと思っていた。
だけどこの状況を見る限り真田くんはきづいてないみたいだ。
あんなに桃花の態度バレバレなのに、やっぱり口にしなきゃ不安になるんだよね……

私は……龍ちゃんに何回好きって言ったんだろう。
龍ちゃんはあんなに好きだって言ってくれたのに、何で私は言ってあげられなかったんだろう。


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