この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
龍ちゃんの豹変
第9章 龍ちゃんの拒否と失う覚悟
明かりがついたラブホテルの室内は可愛いピンクで統一された部屋だった。
もちろん私が選んだわけじゃない。
適当に龍ちゃんが番号を押した部屋だ。
「だからってこんなことしていいわけないだろ……?」
「……してもいいもん。龍ちゃんだって他の女の人とやってたじゃん。私のこと好きって言ったくせに……龍ちゃんにだけは説教されたくない」
「男と女じゃ違うの!」
「あ~!そういうの男女差別って言うんだよ?龍ちゃんはよくて私がダメなんてそんなのおかしいもん」
「……ふ~ん。じゃあ夏帆は欲求不満だってことなんだ?」
私と龍ちゃんの間にあった距離が詰められる。
龍ちゃんが私の方に膝を進めたからだ。
「俺は欲望の捌け口として女を求めたよ。夏帆もそうだってことだよな?」
龍ちゃんのわざと嫌な聞き方に、私もついケンカ腰になる。
「そ、そうだよ?女だってやりたい時くらいあるでしょ?それなのに男はいいなんて…」
「わかった。だったら話は別だ。俺が相手をしてやるよ」
龍ちゃんは立ち上がり私をベッドに放り投げた。
もちろん私が選んだわけじゃない。
適当に龍ちゃんが番号を押した部屋だ。
「だからってこんなことしていいわけないだろ……?」
「……してもいいもん。龍ちゃんだって他の女の人とやってたじゃん。私のこと好きって言ったくせに……龍ちゃんにだけは説教されたくない」
「男と女じゃ違うの!」
「あ~!そういうの男女差別って言うんだよ?龍ちゃんはよくて私がダメなんてそんなのおかしいもん」
「……ふ~ん。じゃあ夏帆は欲求不満だってことなんだ?」
私と龍ちゃんの間にあった距離が詰められる。
龍ちゃんが私の方に膝を進めたからだ。
「俺は欲望の捌け口として女を求めたよ。夏帆もそうだってことだよな?」
龍ちゃんのわざと嫌な聞き方に、私もついケンカ腰になる。
「そ、そうだよ?女だってやりたい時くらいあるでしょ?それなのに男はいいなんて…」
「わかった。だったら話は別だ。俺が相手をしてやるよ」
龍ちゃんは立ち上がり私をベッドに放り投げた。