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夏の甘い恋
第4章 ドキドキの夜中
そしてみんなで階段をあがり

最初に父母と別れ

次に兄貴と弟と別れ

先生と二人きりになり

「先生こっち、、、。」

照れながら先に歩くと

こけそうになっている先生を見てしまいすぐにもどり

肩を貸ながら部屋に招いた


部屋に入った瞬間先生は

「え、、、?」

と声を出した


「どうしたの??」

先生を見つめると

「いやぁ~お前の事だから少しピンクとかあると思ったらモノクロかよww」

って突っ込まれた


白と黒

この世の中はっきりしないことだらけ

そんな世の中私は嫌いだ

だからせめて部屋の中だけでも

はっきりした場所がいい



なんて先生に言えないから

「黒が好きだから目立たせようと思って他には色を使わないんです」



言うと

「そっかーーいい方法だな!」

と髪の毛をわしゃわしゃするように頭を撫でられた


先生をとりあえずベットの
上に寝かせてあげ

私は敷布団を出してそこで寝ようとすると

「栞、、一緒に寝よ、、、?」



ベットの上から声が聞こえた

私は上半身を起こし

先生を見つめると

そこには

今まで生きてきて

初めて男の人がかわいいって言えるくらいの顔をした先生がいた、、

私の事を甘えるような目つきで

上目づかいされ私の心臓が出てきそうなくらい脈を打つ


「先生・・・?大丈夫・・・?」


なんて言葉を詰まらせながら

きいた



「何にもないよ、、?平気だよ、、、。でも栞と寝たい、、、」


やばい・・これは死んでもいいくらいに先生がかわいい・・・

「生徒にそんなこと言ってるって学校にばれたらどーすんの??」

私は今の気持ちを隠そうと怒るように先生に問いかける

「だーから。この時間はおれのプライベートなんだからいいの」

もうこの俺様感半端ないくらいにカッコいい・・・

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