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あたかも普通の恋愛小説
第17章 第一級エロス検定
自分たちから話を持ち出したくせに私が了承すると愕然としてしまった三人。
私を悪魔か何かを見るような信じられない!という目で見ている。
でもほら、例えばね?
小説を書いたら誰かに読んでもらいたい、読んでもらえたら感想を聞かせてもらいたい……そんな気持ち誰だってあると思うの。
彼らだって下着を作ったら誰かにつけてもらいたいだろうし、それを実際に見てみたいって思うのは当然の心理だと思うわ。でも彼らの願いが叶うチャンスは少ないだろうから、背に腹はかえられない思いで私にそれを依頼してきたわけでしょ。
下着姿を見せるなんて思うから恥ずかしくなるのよ。気の持ちよう。水着だと思えばぜんぜん恥ずかしくないし、それで大嶌様の下着が素晴らしくなるなら大歓迎。ね?
「だけど今日は駄目です。明日なら大丈夫」
今日は貞操帯があるのでお着替え出来ません。
「い、いいよそれで。」
「ちなみに、さ、サイズとかきいても」
「Dの70です」
私がサラッと答えると三人はさらに動揺した。あからさまに挙動不審。
「あ、ああ、そうなんだっ」
「じゃあそのくらいのサイズのを用意しておくんだな」
「見た感じではもっとありそうだけどなっ」
ブラはきつめのほうが汗をかきにくいらしいから、アンダーもカップも実際より小さめのをしてるかも。
「…じゃあEの75かも?」
最近ちゃんとはかってないから正確なサイズとかはよくわからないかな。