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あたかも普通の恋愛小説
第17章 第一級エロス検定


今まで何度も色んな見ず知らずの人にも見せてきたじゃない。ただの採寸。これはただの採寸。よしいけ小鳥。ためらうな。


自分に渇を入れてシャツを脱ぎ、ブラを晒す。どうせ今日は下着姿を見せる予定だったんだからここまでは予定通り。ただ。下着をはずして裸を見せるのにはまだ若干の抵抗あり。

目の前で不機嫌顔のAさんが合図すると私の後にいたBさんがホックをはずしてあっけなく開放された胸は抵抗する間もなく彼らの目前に。思わず手で隠したらメジャーで打たれた!


「手ぇどけろし」

「それだと採寸出来ないんだな」

「す、すいませんつい……」


恐る恐る手を離し避けた。Aさんが最初にアンダーバストを計る。微かに触れた手が汗ばんでる気がした。ていうか震えてる。

Cさんがメモリを覗き込む、近いです。


「アンダーは73なんだな」


シュルっと音をたてて抜かれたメジャーが肌を掠める。さっき打たれた感触を思い出しゾクリとした。


上半身裸の私がぐるりと三人に取り囲まれている異様な様。もう隠す気もないのか息遣いがどんどん荒くなっていて、三人が興奮してるのは疑う余地もない。


「あの……恥ずかしいのであんまり見ないでください」


再びメジャーを巻き付け今度はトップを計ろうとして、Aさんの手は相変わらず震えてる。たるんだメジャーが乳首を掠めていくのはわざとじゃないと思うけど体は反応してしまう。


「お、おい……乳首たてんな!俺たちを誘惑してんのかっ」

「ちちち、違いますっ」

「乳輪のサイズは好みなんだな」

「よし、そこもはかっとけ」


後からBさんが私の手首を掴んで捕まえAさんにそう指示する。ただのセクハラです。


「あっ、やん、やめてくださっ」

「乳首もはかっとけ」

「動くと胸が揺れてはかれないんだな」


Cさんが直接胸に触って揺れを押さえてきた。Aさんは乳首にメジャーを押し付けてはかってくるし。


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