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あたかも普通の恋愛小説
第18章 第二回
「あえて従来の肌色の補正下着を使い、上に濃い色のレースを使うことでまるで透けているかのように錯覚させることでエロさを演出した」
試作品はあっという間に出来てきて、黒とパープルとレッド……何通りも用意してくれて嬉しい。
「ありがとうございます。大人っぽさと可愛らしさの両方があってこれなら年齢に関係なく着用出来そうですね」
「オプションでつけはずし可能のしっぽと獣耳を用意したんだな」
マニア向け。大嶌様のお気に召すかは別として一応受け取っておく。
「下着姿のときアクセサリーは重要だぞ」
「はぁ、」
高多さんのアドバイスを適当に聞き流し私はサンプル商品を会社のカバンに詰め込んだ。