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大地の恋
第4章 再会
部屋には布団が敷かれていた。


黙って布団を見つめる千花ちゃんの後ろから抱きしめる。
首筋に唇をつけるとビクンと千花ちゃんが跳ねた。


「あっ…」


「………」



そのまま数回キスをして唇を奪う。



こんなキスをするのも今日が初めてだった。
何一つ慣らしてやることのできなかった千花ちゃんに触れる度理性が失われていく。



「んっ…んっ…」


吐息が頭の奥に響く。


ゆっくりと千花ちゃんを横に抱き、布団の上に寝かせた。
期待と不安の入り交じった表情は女のそれだ。


「怖くない?」


「だって板橋さんだもん」


「どういう意味?」


「…そのままの意味ですよ」


千花ちゃんが小さく笑う。
まだ余裕があるようだ。


「余裕なのも今だけだぞ」


「ないですよ…余裕なんて」


そう言って伏せた睫毛がそこはかとなく色っぽい。


「…俺もない」


「嘘」


「本当。ヤバイくらい緊張してる」



千花ちゃんの手を取り胸に当てた。



「……本当だ。すごくドキドキ言ってる」


「千花ちゃんは?」


「えっ?」


「ドキドキしてる?…俺に」





千花ちゃんの胸に手を伸ばした。


手のひらにスッポリ収まるサイズの胸は柔らかい。



「んっ…」


「声とか我慢するなよ?全部俺に聞かせろな?」


千花ちゃんの目は俺じゃないどこかを見ている。
それが気に入らなくて無理に視線を合わせた。


「何見てんだよ。俺のこと見ろって」


「………」


「恥ずかしいの?」


千花ちゃんが頷く。



「じゃあ…キスしようか」


そう言って唇を吸った。
手は相変わらず胸を揉みしだき、反対の手でゆっくりと帯を解放していく。











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