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そして自分は堕ちた
第3章 枷
コツ、カツと何かが何かに当たる音で少女は目を覚ました。

一番始めに目に入ったものは灰色のくすんだ天井。少女-莉磨の部屋の天井は白い天井にクリーム色で装飾が描かれていたから、間違いなくここは部屋ではない。

気づいた刹那、少女は起き上がろうとしたけれども、既に身体は寝ている床に縛り付けられて動かすことすらままならなかった。
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