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弟所属のアイドル事務所で
第67章 大事な人のために
ジョンからは

1時間もしないうちに

今から行きます

と連絡があり

ほんとに早いねとファンと笑った

ジョンが来るとファンの隣に座ってもらい

コーヒーを出すと

二人の正面に座った



大事な話ですか?


私の顔を見て何かを察したのか

ジョンが神妙な顔つきで聞いてきた



うん。

大事な話。

でもね、二人には嬉しい話だと思うよ。


少し笑う


嬉しい話?


ファンが不思議そうな顔をする


あのね、私

もうシウくんとは個人的には会わない。
二人には先に言っておこうと思って


二人が真剣な顔になって見つめてくる


シウくんには中国語の関係で会うことはあるし
もちろん事務所とか
所属アーティストのライブとかで会うことはあると思うけど
今までみたいにデートの約束したりだとか
遊んだりだとか。
もうしない。

シウくんには本当に親切にしてもらったし
お世話になったけど
いろいろ考えて
将来シウくんと付き合うことはないなって。

ファンとジョンくんより大事には思えないから。

だから、ライバルが一人減るってこと。
嬉しい話でしょ?



二人の顔を見ると

同じようなうれしい顔をしている

ユイさん今何て言った?


ジョンが聞くので答えた


ライバルが一人減るから嬉しい話でしょ、って。



その前。


ファンが続ける


その前?


首を傾げるとそのままファンがいう


シウさんが僕とジョン兄さんより大事に思えないって。
言ったよね?


あ、言った。
ファンとジョンくんより大事に思えない って。



ファンがすごい勢いで抱きついてきた


それって僕と兄さんが大事ってこと?


嬉しそうに言うファンを抱きしめてあげた


そうよ。
ファンとジョンくんはとっても大事な人よ。


ジョンも笑顔で手を握ってきた


嬉しいです。



私は二人のほっぺにキスをしてあげた



近いうちにシウくんにはちゃんと話すから。
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