この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
2 人 に 堕 ち て 。
第29章 番 外 編 1 year later #2
「もう、傷つけない。ありがとう、好きだ。千佳…っ」
答えてくれた先輩は、
わたしを引き寄せて甘いキスをした。
「…んんんっ!!ふ…っはぁ…っ」
チュっと、甘いリップ音。
キスに酔いしれていると、視界が回った。
「…っえ?ちょ、先輩?」
いきなりのお姫様抱っこ。
思わず首に抱きついた。
驚いている間に着いたのは、
男子のロッカールーム。
「…家まで、我慢できない。いま、千佳が欲しい。」
嬉しくて、頷くことしかできなかった。
優しく微笑み返した先輩は、
真ん中のベンチにわたしを降ろして
ジャージを剥かれた。