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浮気断定社
第10章 依頼人 高橋 美樹
ーこんなジジイのどこが良いのかしら?

美樹は常務のとなりで人前で胸を揉まれても平気な顔で常務にしなだれかかっている女を睨んだ。

ー金? 権力?
 まあ、いいわ。
 平民らしい出世欲ね。
 アリ地獄に填まったことに気付かないとは

美樹はタバコの煙を女に向かって吐きながら軽蔑の笑顔を向けた。

「で?何が気になる?」

「本気だからよ」

美樹は面白くも無さそうに吐き捨てた。

「本気?

 あの高橋くんがか」

そう言ってガハハと笑いだした。

「叔父様、
 
 綾瀬 瑠璃 って女知ってる?」

「その子は高橋課長の部下です」

叔父ではなく裕子が答えた。

「部下?」

「ええ。確かに可愛がっていますが目的があるようで...

 確か当主の捧げ物にするとかなんとか言ってましたよ」

その言葉に常務の目が見開いた。

「バカ!
 余計なことを言うな。
 厄介事に巻き込まれるぞ」

常務は裕子を恫喝した。

自分が手を出そうとしてキズ物にしたと高橋から罵りられた常務はなるべくその事に関わりたくなかった。

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