この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第8章 鬼畜帝王が暴走しました。2
 

「すげぇぞ、お前。どこまで感じてんだよ。んんっ、すげぇ甘……。やべぇ、うますぎて中毒になる。

……はぁっ、このエロい体……全部俺だけのものだ」


 腰に両手が回され、より一層密着した状態で強く吸い付かれ、あたしは震えながらか細い嬌声を出した。


「覚えておけよ、シズ。お前が濡らしたのは、俺だということを。お前、俺のサックス姿にも濡らしてオナって、今だってむしゃぶりついてもすげぇんだからな? お前は俺を欲しているんだぞ。こんなになるまで、お前は底抜けに俺を……」


 そこまで言うと、ハル兄はたまらないというように目を細めて僅かに呻き、我武者羅にあたしの秘部をじゅるじゅると貪り始める。


 食べられる――。


 そんな錯覚を引き起こさせるほどに、ハル兄の口淫は技巧的というよりも感情的で、それでなくとも興奮しているあたしをさらに煽り立てていた。

 ギャンブルでドキドキハラハラしていた分、今それがまとめて返された気がする。何十倍にもなって……。


 外なのに。

 誰が見ているのかわからないというのに。


 いつも以上に感じて声を上げては押し殺すあたしは、もうハル兄しか見えなくて。ハル兄をもっと感じたくて。


「ハル兄、ハル兄、ハル兄……っ」

「アホタレ……。覚えろ。お前を愛でているのは……」

「ああああんっ、波瑠ぅぅぅ、それだめそれ……んんんんっ」


 ハル兄は甘やかに笑う。


 視線を絡ませたまま、あたしの乱れ具合に満足した様子の帝王は、頭を動かしながら、舌を回してくる。

 イキそうになると弱められ、そして時折強さを混ぜて、あたしを翻弄させる。びくびく体を跳ねらせるあたしは、ただハル兄の名前を呼んでいた。
/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ