この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第4章 鬼畜帝王は×××でした。
 

「――っ、一度抜く。シズ、寝転べっ」


 今度は足を持ち上げ、あたしと共に寝転んだハル兄が横から大きく突いてくる。

 体位が変わる度、ハル兄のあたる角度も変わり、快感の種類が増えていく。追いつかないほどの快感の嵐に、あたしの体が徐々に混乱したかのように乱されていく。


 "どこ――!? 餌はどこ――!?"



「いいっ、よすぎて……っ、ハル兄、おかしくなる、ハル兄っ」

「イイか? は、ははっ。ようやく……イケそうか? あぁ、お前のナカ、少し変わってきた。出てきたよう……だっ。ああ、すげぇしめつけ……ああ、搾り取ろうとすんじゃねぇよ」

 フェイントで胸を揉まれて、反り返ったあたしの背中を、ハル兄が舌で舐め上げる。


「……俺様に、ここまで体力使わせた女は、お前が初めてだぞ、シズ。ったく……もっと俺が若けりゃ……お前を……――……なのに」

「なに、なに、聞こえない、ハル兄……ああああんっ」


「いいんだよ、聞かなくていい。すべては俺の独り言。お前はただ……俺のでイケばいい。俺を感じていればいい」

「ああ……っ、ハル……兄、なんか……ああっ……」

「ん……やっと来たか。シズ……俺も、その後イクからな。シズ……このまま一気に行くぞ?」

 そしてハル兄は繋がったまま、正常位に戻した。


「俺の顔、見ながらイケよ……シズ……はっ……」


 律動が最大限になる。

 あたる。

 あたしが欲しいところにハル兄があたる。


 体が歓喜に打ち震えている。

 ハル兄をもっと感じたくて、膣がきゅうきゅう収縮している。

 それを無理矢理押し切るように、ハル兄は動く。


 ずくずくと奥を貫こうとする。


「ああ、ああああっ、イく……。ああ、ああああっ……」


「エロい顔。……先にイケよ。超遅漏の俺様だから出来る芸当だぞ……シズ。シズ……? 泣いているのか?」

「ハル兄……ハル兄、消えないで……。ハル兄、消えないでよ……」


 涙が出てくるあたしを、ハル兄は苦しげに笑いながら、舌で涙を掬い取る。あたしはハル兄を引き留めるために手を伸ばせば、ハル兄は指を絡ませ合うようにあたしの手を握ってくれた。


 まるで、恋人同士のように。


/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ