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可愛いヒモの育て方。
第10章 目隠し
「それより、友梨香さんの中、入れていいですか?」
健気に聞いてくる辺りが可愛い。ダメと言ったら、またさっきみたいに我慢してくれるんだろうか。だけどもう私の方が限界だった。
「うん、いいよ」
麻人は私の肩に手を添え、ベッドに押し倒そうとした。私はそれは拒む。
麻人が不思議そうに首をかしげた。
「入れてもいいけど、私が上。服を脱いで仰向けに横になって」
「……はーい」
麻人はおとなしく、私の言葉に従った。服を全部脱ぎ、体を横たえる。
私も下着を脱ぎ捨てた。
「なんか仰向けって、恥ずかしい。全部友梨香さんに見られてるみたいで」
「そうねー、麻人の大事なとこ、丸見えだよ」
話してたせいで萎え気味になった麻人のを、握って上下にしごく。部屋の電気はつけっぱなしだった。私が上になって責める時、いつも電気を消さないし、消すのを嫌がるのも知っている麻人は、それを求めては来なくなった。
切なげに瞼を閉じて、快感をやり過ごそうとしている。
「は……、あ」
時折洩れる吐息が色っぽかった。
「エロい顔」
「友梨香さんには、負けます」