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第14章 就活

　先端部分をくわえていただけだった麻人のを、さらに喉の方へと含む。歯があたらないよう慎重に。裏筋の部分を丹念に舐めながら、時折口をすぼめて吸い上げた。

「……っ」

　麻人が息をつめる。私の胸元を撫でていた手に、時折力がこもった。ぴくぴくと小さく震える。麻人は切なげに眉根を寄せて、何度か喘ぎ声を洩らした。それはかすかな声だけれど、浴室の中では反響ししっかり私の耳まで届く。
　もっと感じてる姿が見たくて、玉の部分を優しく撫でながら、ゆっくりとピストンを始める。唾液を絡めるように片手でしごきながら、奥までくわえ、また先端まで唇を滑らせ、また奥までくわえ込むのを繰り返した。だんだんとスピードを速め、たまに喉の奥でしめつける。

「う……、それ、やばいっ」

　麻人の息があがっていく。肩を喘がせ、小さく呻いた。体を折り、淵についた手にぐっと力がこもった。
　口にくわえた麻人のが、ぴくぴくと震える。裏筋を舌で舐め上げながら麻人の様子を窺うと、きつく眉根を寄せていた。絶頂間近の表情はいつも扇情的で、眺めてるだけで、さっき洗ったばかりのアソコが疼いてくるようだった。また濡れてしまっている。