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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第4章 処女喪失
葵はバスルームで念入りに体を洗った。

先ほどの排泄の臭いが体に染み付いているような気がしてゴシゴシと臭いを洗い流した。

それだけではない、一心不乱に体を洗うことで次にやってくることを予想しないように必死だった。

東条がベッドへ呼ぶ。
そうだ。
その意味は何も経験したことのない葵でも容易に想像ができた。

恐怖と不安とが入り混じり、先ほどの排泄調教で体がじーんと熱くなっていた。

「あぁ、怖い……。」

シャワーを浴びながらつい口に出してしまっていた。

ただ、こうやっていつまでもシャワーで地団駄を踏んでいるわけにもいかない。
部屋の中にあるシャワールームは窓すらもないし、逃げ場所はどこにもないのだ。
死にたい。
そう頭を過るが、葵には舌を噛み切るほどの勇気すらなかった。
覚悟を決めて、シャワールームを一歩ずつゆっくりと出る。

東条はベッドにバスローブ姿で座っていた。

ごくんっと息を飲むと

「おいで、葵。」

と手招きされた。
東条の声はすごく優しかった。

静かにゆっくりと葵はベッドへと向かった。

「葵、ベッドに座って足を広げなさい。」

「……こうでしょうか?」

葵は言われた通り、足を広げてみた。

「葵、もっと広げなさい。見せつけるように。」

毛を刈られてツルツルになった、幼児のような葵のヴァギナは東条の前に晒された。

「やはり、すごく綺麗だ。」

東条の顔が至近距離で葵の秘部を見つめる。
もう、それだけで恥ずかしさで卒倒しそうだった。

「葵、濡れてきてるね。処女なのに見られて興奮するなんて葵は変態メイドだな。」

「そんなこと……ないです。」

そう、東条は意地悪そうに微笑むと顔を秘部から離して葵をベッドに押し倒した。

「きゃっ!」

「初々しい声をだすね。」

そう言うと、東条は葵にキスをして舌をからめてきた。
葵にとってのファーストキスは東条によって簡単に奪われた。

「ふぁ……ふぅ、あ、んっ。」

「葵はキスも初めてか。ちゃんと口をあけて舌を絡めなさい。」

「ふぁぁい。あっ、んーっ、あっ。」

舌を執拗に絡める濃厚なディープキスに体温が上がり、頭がくらくらしてくる。

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