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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第2章 ティータイム
「あそこの棚に綺麗な硝子の皿があるだろ?あれは、私のコレクションでね。あれだけの器には君のような、純潔の聖水が注がれるのが一番だと思うんだ。」

東条は恍惚な顔で皿をうっとりと眺める。

東条はあたかも当たり前のように葵に要求してくる。
性的経験もなく、人前で裸を見せることもなかった葵にはどう考えてもその行為を受け入れることは出来なかった。
まったく理解ができない。
裸を見せるどころか、人に排泄するとこを見せるなんて……。

狂ってる、狂ってる。
だが、この狂ってる主人に葵は買われたのだ。

借金の肩代わりのためにはやるしかなかったが、足がすくむ。

主人は硝子の深い皿を台の上に置いた。
手招きして葵を側に置いた。

後ろから葵の耳元で
「さあ、この皿にまたがるんだ。」

「……できません。」

「ご主人様に口ごたえしたらお仕置きになるよ。
まだ新人だからね。今回は大目にみてあげるけど。」

東条は葵のスカートをまくしあげて、内ももをすーっと上になぞった。

「っっーーん」

「そろそろ、紅茶の利尿作用で出さずにはいられないくらい尿意が迫ってるよね?外には鍵をかけてるんだ。もうこの部屋でしかできない。
このまま漏らす?それとも、ちゃーんと器に排泄する?どちらを選びたいのかな?」

確かに葵の膀胱はもうはち切れんばかりの状況まで差し迫っていた。

早くトイレに行きたい。

出したい。

その欲求が強くなってくる。




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