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快楽の窓〜ショーケースの向こう側〜
第2章 ティータイム
「……器にします。」

差し迫る尿意に抗えるはずもなく、葵は涙を浮かべながら、苦渋の選択をした。

「葵、言葉使いを覚えなきゃね。こういう時はさせて下さいと言いなさい」

「東条様。……させて下さい。」

葵は恥を捨てて、犬のように懇願した。

「下着はそこに脱ぎなさい。」

「は……い……。」

おそるおそる葵は下着を脱ぎ、テーブルの上に上がると器を足でまたがり和式便所で用を足すような格好になった。
テーブルに上がった分、東条の目線は葵の下半身に近くなり陰部は丸見えだった。

「やめ……て、恥ずかしい……。」

精神的なショックと恥ずかしさで葵は涙を浮かべながら顔を手で覆った。
だが、生理的欲求はもう我慢の限界だったのだろう。
最初、チョロチョロと出だした黄色い尿は、ドボドボと勢いよく出だした。

「あ、あぁぁぁ見ないでー!見ないでぇー!あぁ……。」

排泄中、葵はそう叫んだがメイドは無表情で葵の方にビデオカメラを向け、東条はニヤニヤと堪能するように見届けた。

出しきると、そそくさとメイドが拭くものを持って来て処理した。

「葵、綺麗だったよ。実に良かった!コレクションも大喜びしているよ。」

「お礼は?」

他のメイドにそう急かされて慌てて葵は

「あ、ありがとうございます」

と混乱したまま棒読みの感謝の言葉を主人に向けて言った。
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