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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
 徳姫が嫁ぐために月山の地を発つ日、十歳の弟は〝行かないで〟と泣いた。いよいよ徳姫の乗った輿が出立しようとするその間際まで、泣くまいと懸命に堪えていたのに、輿が動き出した途端、泣きながら追いかけてこようとしたのだ―。
「葛木、こたびばかりは致し方ない。月丸のためだ、殿にお逢いしてお願いせねば」
 強い決意の色を滲ませた徳姫に、葛木は気遣わしげな顔で頷いた。
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