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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
 磨き抜かれた廊下を数人の侍女たちと共に辿る。先導する侍女頭の黄昏が雪洞を掲げ、足許を照らす。寝所の手前まで辿り着いた時、徳姫は物言いたげに傍らの葛木を見つめた。
―このまま私を部屋に連れて帰って欲しい。
 そう訴えて縋りつき、思いきり泣きたかった。でも、そんなことは許されない。徳姫を痛ましげに見つめ、葛木はそっと宥めるようにその手を取る。
 白い夜着姿の徳姫は雪の精のように可憐で瑞々しかった。
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