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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
―寵姫の立場を奪えるものなら、奪ってごらん。
 先刻までのあどけない無垢な瞳が嘘のように、まるで成熟した人間の女を思わせる眼を爛々と光らせている。
 ストンと、仔猫が邦昭の腕から降りた。鮮やかな着地を決めた仔猫は、邦昭が顎をしゃくると、すうっといずこともなく姿を消した。
 徳姫は滲んできた涙をまたたきで散らした。この男の前では絶対に泣きたくない。こんな狡猾で卑怯な男に涙なんて、見せるものか。
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