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第3章 転機

　あれから時間をおいて、徳姫は何度も邦昭に犯された。あまりに烈しい荒淫に、ついには意識を手放してしまったのだ。
　褥に上半身を起こした徳姫の視線と、邦昭の視線が絡み合った。あろうことか、徳姫はこれ以上は開けないというほど大きく両脚を開かされ、その間に邦昭の頭が埋まっている。
　下半身に触れられていると感じたのは、間違いではなかった。
「いやっ」
　思わず悲鳴が上がった。