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剣道少女の憂鬱
第28章 エピローグ
嬉しそうに微笑んだサヤが檻の中に入って来る。

「おい?」

「ケダモノみたいに犯されたい気分なんだ…後で小雪が来るから、そうしたら寝室へ行こう?」

小雪はやはり代用品では物足りなくなり、付き合いだして半年ほどで男と別れてしまったという。
そして剣道部のマネージャーとしてサヤを支え、卒業後も親密な関係が続いていた。

「まさか、あの双頭ディルドが現役で活躍してるとはな」

「うん、お尻にちょうど良いんだ」

「まったく、お前は…」

「ん?」

「何でもねぇよ、おらッ!ケツ上げろ!!」

熊谷は四つん這いになったサヤの腰を引き寄せ、ショーツをずらして前戯もなしに貫いた。

「お前こそ浮気すんじゃねぇぞ、サヤ!!」




そして、見えない鎖で縛りあう獣たちの淫靡な宴が今夜も始まる―――…





(終)




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