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執事はお嫌いですか?
第3章 主人と執事の難問距離問題
「え・・・?アルバイト・・・?」
「はい、アルバイト・・・・ですかね」
「執事のか・・・?」
「はい」

執事のアルバイトなんて初めて聞いた。

「クロ、お前ホント謎だな・・・・」
「ふふっ・・・そうですか?」
「執事アルバイトってどんなことするんだ・・・?」
「そうですね―――・・・・」

クロは色々と仕事内容を話してくれた。

屋敷内と庭の掃除。
食事の用意。
洗濯や細々とした家事。

内容的には一般的な執事やメイドがしていそうな仕事だった。
俺は話を訊いていて、クロを見直した。

ただの変態じゃなかった・・・・

「大変だな・・・楽しいか・・・?」
「はい。今はとっても・・・大好きな人の近くに入れますからね・・・」

ニコリと優しく笑うクロ。

・・・うぅ・・・見とれそう・・・
・・・・って・・・あれ、今クロさらっと好きな人って言った・・・?

今この屋敷には俺とクロの2人っきり。

・・・・・
いやいや・・・まさかそれは無い・・・!

変な考えを巡らせて、顔が赤くなるのを感じた。

「斎様はホント正直な方ですね・・・・」
「クロが言う事が紛らわしいだけッ・・・」

クロが俺の真っ赤になったのを見て、体を急接近させてきた。

「く、クロ・・・近いぞ・・・?」
「わざとです・・・・」

一日で何回こうして綺麗な顔を至近距離で見ないといけないんだろう・・・・?

心臓がうるさく鳴るのは緊張して、顔なんて熱いし・・・・
ドキドキしてるから・・・・・

なんか悔しい・・・・

「離れろクロ・・・んんッ」

対抗してクロの肩を押そうとしたとき
いきなりのキスが俺の言葉を遮った。

しかもねっとりとした濃厚なキスで―――

「んはぁ・・・・んんッ・・・・ク・・・ロぉ・・・・」
「もう無理」

ドサリ―とベットに倒され、覆いかぶさってくる。
クロは俺の首筋に顔を埋めると、チュウ・・・・と鎖骨に吸い付く。

「クロ・・・・何して・・・・ッ」

首筋から骨格に向かって舌を這わせると、そのまま再度濃いキス。



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