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執事はお嫌いですか?
第5章 主人と執事とお客さんと
「期待して、ちゃんと考えてたんですよ?」
「一体何のことだ・・・」
「もう別にいいです」

むっと膨れて、次々とキスを落としていくクロは止まらない。
瞼、鼻、ほっぺと降りていくと、最後に唇にした。

にゅるり・・・という口内へ侵入するのがわかった。

「ん~・・・っ!」

クロが着ているシャツの襟を握り締めて、強く目を瞑った。

「そんなに強く、目、瞑らないでください・・・可愛いお顔が台無しですよ?」

一旦口を離され、恐る恐る目を開くと満足げな、幸福感に包まれた顔があった。

「訊く意味ないだろ・・・馬鹿・・・・」
「ふふっ・・・そうですね」

こういうとき、自分が甘い。と思ってしまう・・・。

キスするな。と散々言って、注意したのに、こんなにもすんなりと受け入れてしまっている自分がいる・・・。

人が居ない。春もまだ来ていない。
なら少しくらいいいのか――・・・?

そして、素直にこのキスが気持ちい・・・と感じている自分も甘い・・・。

「んっ・・・ふぁ・・・ぁ・・・」
「声、漏れてきましたね・・・」

クロの空いた手が、ゆっくりと下りていく。
キスに夢中になっている俺は気づかない。

「ふぇ・・・・あ、あッ」
「もしかして、おっきくなっちゃいました・・・?」
「ッ・・・」
「キスだけで感じるものなんですね・・・」

背後にまわり、きゅっと俺のモノを握る。

「ふぁ!く、クロ触るな・・・!」
「嫌です」

うるさい口を閉ざすように後ろからキスをしてくると、手はズボンの中まで侵入してきた。

「~~ッ!」

少しの隙間からしか取り入れられない空気で必死に声を出して訴えるが、まったく駄目。
その代わり吐息交じりの声が嫌なほど漏れてしまう・・・。

「べちょべちょ・・・」
「ふぅ・・・んあっ・・・」

口から離すと、次は耳をちゅるりと舐め始める。

「うぅ・・・んん~~・・・」

窓の外から誰かにこんな姿見られでもしたら・・・

そう考えてしまうと、一層ぶるっと体が震えた。
強い快楽に足を震わせて、腰が抜けないようにクロに背中を預けて、すがりつく。

ここで崩れ落ちたらクロになめられるような気がして・・・

クロは俺の腰を抱いて、支えながらも弄る手は止めない。

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