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執事はお嫌いですか?
第5章 主人と執事とお客さんと
「これも保養ですね」
「もう、なんとでも言え・・・」
力が抜けて、クロに寄りかかってしまうと胸で受け止めてくれた。
「馬鹿・・・」
「・・・ふふ・・・ごちそうさまでした――・・・」
クロはそう呟くと、ちゅう・・・と俺の首筋に吸い付いた。
「やっぱりホント馬鹿・・・!」
「でも可愛かったですよ?」
俺はクロに怒鳴り、息を荒くした。
クロは安定のすまし顔。
あの後。
気分が落ち着いたところを見計らい、俺は春が来たらいけない。と、急いで着替えの用意をした。
クロは花びらが入らないように窓は閉め、ホットタオルと俺の着替えを準備する。
俺はぐっしょりとなったパンツとズボンを脱ぐと、クロからタオルを受け取って念入りに拭く。
その際クロは後ろを向いてもらうようにした。
なにせ、また盛られでもしたら春が来る前に俺がボロボロになってしまう・・・
「ほんっとやめろよな・・・!」
「素直に感じていたのに、よく言います」
「・・・・」
それを言われたら言い返す言葉もないが・・・
実際、気持ちよすぎて腰抜けそうで怖かったし・・・
それくらい俺は感じて――・・・・
「だ、大体こんなこと普通じゃない・・・!
し、執事に襲われてイかされるとか・・・絶対普通じゃ・・・」
着替え終わると、俺はクロの背中に向かって堂々と思っていたことを服と一緒に投げつけた。
決して、決して。
言い返せないわけじゃない・・・
「そうですね。
だって、私は斎様に欲情して襲っているのですから、普通ではないです」
にっこりと振り向き、汚れたズボンを手に取って、すんすん。と匂いを嗅ぐクロ。
「はっ・・・!?」
クロの言動に思わず、ぶるっと体を震わす。
「斎様。
私は、あなたに深く欲情しているのですよ?」
「な、何言って・・・・・」
回らない頭で必死にクロが言った言葉の意味を思い出す。
欲情。
異性の体、または心を欲する意味。
異性の。
普通は女性に向けられる情・・・。
「もう、なんとでも言え・・・」
力が抜けて、クロに寄りかかってしまうと胸で受け止めてくれた。
「馬鹿・・・」
「・・・ふふ・・・ごちそうさまでした――・・・」
クロはそう呟くと、ちゅう・・・と俺の首筋に吸い付いた。
「やっぱりホント馬鹿・・・!」
「でも可愛かったですよ?」
俺はクロに怒鳴り、息を荒くした。
クロは安定のすまし顔。
あの後。
気分が落ち着いたところを見計らい、俺は春が来たらいけない。と、急いで着替えの用意をした。
クロは花びらが入らないように窓は閉め、ホットタオルと俺の着替えを準備する。
俺はぐっしょりとなったパンツとズボンを脱ぐと、クロからタオルを受け取って念入りに拭く。
その際クロは後ろを向いてもらうようにした。
なにせ、また盛られでもしたら春が来る前に俺がボロボロになってしまう・・・
「ほんっとやめろよな・・・!」
「素直に感じていたのに、よく言います」
「・・・・」
それを言われたら言い返す言葉もないが・・・
実際、気持ちよすぎて腰抜けそうで怖かったし・・・
それくらい俺は感じて――・・・・
「だ、大体こんなこと普通じゃない・・・!
し、執事に襲われてイかされるとか・・・絶対普通じゃ・・・」
着替え終わると、俺はクロの背中に向かって堂々と思っていたことを服と一緒に投げつけた。
決して、決して。
言い返せないわけじゃない・・・
「そうですね。
だって、私は斎様に欲情して襲っているのですから、普通ではないです」
にっこりと振り向き、汚れたズボンを手に取って、すんすん。と匂いを嗅ぐクロ。
「はっ・・・!?」
クロの言動に思わず、ぶるっと体を震わす。
「斎様。
私は、あなたに深く欲情しているのですよ?」
「な、何言って・・・・・」
回らない頭で必死にクロが言った言葉の意味を思い出す。
欲情。
異性の体、または心を欲する意味。
異性の。
普通は女性に向けられる情・・・。