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ビターチョコレート
第11章 正真正銘の愛。
プロポーズの日は、
今でも鮮明に覚えている。

翔太の塾の日、
会社帰りに未来時計でお茶しょう。
その帰りに翔太と待ち合わせして、
夕飯を食べようとメールがあった。

会社が終わると、
未来時計に急いだ。

カランとベルの音が鳴り、
未来時計の扉が開く。

もう既に圭介はいつもの席に居る。

マスターが、
「いらっしゃい 、あずちゃん」
と声を掛ける。

「マスターこんにちは」
私もマスターに挨拶する。


私は圭介の席に急いだ。

「お疲れ 梓」

「早かったね圭ちゃん」

「会社早退したからね」

「具合悪いの?」

「いや‥‥‥‥
大事な日だからね。
心の準備‥‥‥‥‥」

「大事な日?」

「うん‥‥‥‥
あのさ、梓‥‥‥‥
あのさ‥‥‥‥‥
あっ、いつものブレンドでいい?」

「あっ、うん」

「マスター
梓にブレンド」

「あいよ!
圭ちゃん」

ゴボッと圭介は咳払いをする。
目の前のコーヒーを飲む。

「梓!
俺と‥‥‥‥
結婚しょう!
翔太と一緒に、俺のとこおいで!」

圭ちゃんはそれを言い終わると、
真剣な眼差しで私を見た。


「私でいいの?」

「梓がいい。
梓じゃなきゃダメだ。
梓、二度目の人生を俺に託さないか?」

「私で良ければ宜しくお願いします」
私は圭ちゃんに告げた。
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