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第2章 必然的な出会い。

不倫をするなんて、
本来マトモな神経じゃない？
軽蔑されて当たり前。

寂しいからといって、
人のものを奪うなんて、卑劣な事をしている。

不倫をしている人間は、
悪いと分かっていてやる人間が大半だ。

だから、タチが悪い。

私も、タチが悪い人間の一人。


でも‥‥‥
不倫をしなければ、
埋まらない寂しさに負けてしまった。

どんな罰でも受ける。


だから‥‥‥
このひと時を奪わないで欲しい。

こうして、私はズルイ女になった。