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第2章 必然的な出会い。

レンはどうしてチャットする様になったの？

俺？
息抜き。
ちゃらんぽらんに見えて、
仕事はちゃんとしてる。
いろんな人が居て、
ハンドルネームで話して、
会話が成立しちゃうって、
面倒じゃなくていいじゃない？

俺には家庭があって、
同じように家庭があるやつが集う。

誰だって不満はあるけど、
不満を隠して生きてゆくなら、
どっかで息抜きしなきゃ、
窒息すんだろ？

なら、
そっと息抜きして、
幸せな気持ちになった方が得じゃない？


そうね。
レンの言うこと分かるわ。


マリと俺は、
出会うべきして出会った。
出会いがネットだっただけ。


息抜きしょう。
窒息する前に。