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第2章 必然的な出会い。

「もう、五年くらいかな？
してないよ」

「我慢出来るの？」

「嫌がるのに、
無理矢理出来ないでしょ（笑）」

「でも、不満にならないの？」

「不満さ。
不満だけど、
その事で喧嘩になるのもね」

「偉いのね。
奥さん、専業主婦でしょ？
養って貰っていて拒否権あるなんて、
羨ましいわ」

「まぁ、確かにね。
マリの言うとおり。
でも、夫婦仲は悪くないんだ。
ルームシェアしている友達みたいな？」

「理解不可能だわ。
うちの夫に私が同じ事したから、
キレるわね。
つくづく、レンの奥さんが羨ましい」

「俺、いい男だからね」


こんな会話も文字でしたね。