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ビターチョコレート
第4章 ビターチョコレート
情事が終わった後、
それでもダラダラ裸のままイチャイチャする。

心地よく、
温かい。


人の肌が近くにある安心感。
求められる悦び。
素直に欲する性欲。


「レン‥‥」

私を腕枕して髪を撫でるレン。

「なに?」

「レンは、ビターチョコレートみたい」

「え?
どうしたの突然?」
レンは笑う。

「ビターチョコレート好きよ。
甘過ぎないから飽きない。
口に残る苦味も後味がいい。
何度も欲しくなる」

「マリってさ、
面白いな。
飽きないっていうか、
そういう発想は、
俺には無理だから
惹かれるよ。
君は退屈しない女だよ」

「好きよ。
レン」

「愛してるよ。
マリ」


愛してるって‥‥‥
簡単に言わないで‼︎


愛って言葉は重いのよ。

愛という字を見てよ。

真ん中に心があって、重心を捉えているの。

だから、
本音じゃないなら、
気軽に言わないで‼︎

愛してるなんて‥‥‥‥
言われたら‥‥‥


本気になるよ。
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