この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
MonsterFucker(ライト版)
第1章 読みきり(上)
ハーピー討伐の銀貨二枚は成功報酬である。
すでに男の仲間が三人もハーピーに殺されているのだ。
村に滞在するにも金がかかる。
銀貨二枚という賞金を結果的に獲得できればいいのだが…
勝てないとわかった時点で逃げるのが一番の得策であるのだが、男も仲間が殺されたことにより引くに引けなくなっていたようだ…でも、戦う気は無かった。
男の仲間三人は盗賊だった。
そして、男は盗賊たちの用心棒として雇われたのだ。
看板を見て、盗賊の頭(カシラ)がハーピー討伐に参戦すると言い出した。
だが、ハーピーと遭遇したその日に三人は鋭利な爪で刻まれた。
弱い商人や町娘を襲っていたハッタリだけの盗賊には当然の結果だった。
「金が無いなら、剣と盾を置いていくんだな。戦う気が無いなら不要だろう」
主人は、そう言うと戦斧で戦士をなぎ払った。
ガッ!――
金属のぶつかり合う鋭い音と肉のはじける鈍い音が交じり合った。
男は、店の壁に弾き飛ばされ絶命した。
即死だった。
すでに男の仲間が三人もハーピーに殺されているのだ。
村に滞在するにも金がかかる。
銀貨二枚という賞金を結果的に獲得できればいいのだが…
勝てないとわかった時点で逃げるのが一番の得策であるのだが、男も仲間が殺されたことにより引くに引けなくなっていたようだ…でも、戦う気は無かった。
男の仲間三人は盗賊だった。
そして、男は盗賊たちの用心棒として雇われたのだ。
看板を見て、盗賊の頭(カシラ)がハーピー討伐に参戦すると言い出した。
だが、ハーピーと遭遇したその日に三人は鋭利な爪で刻まれた。
弱い商人や町娘を襲っていたハッタリだけの盗賊には当然の結果だった。
「金が無いなら、剣と盾を置いていくんだな。戦う気が無いなら不要だろう」
主人は、そう言うと戦斧で戦士をなぎ払った。
ガッ!――
金属のぶつかり合う鋭い音と肉のはじける鈍い音が交じり合った。
男は、店の壁に弾き飛ばされ絶命した。
即死だった。